電験 謎回
【連携方式について】
(一種向け)
あなたは電力間の
連系方式を知っていますか?
( 'ω')
今回は日本電力の
連系方式を説明していくよ
50Hzと60Hzがある日本が
どのようにして繋がっているのか
覚えてしまおう(´∇`)
この分野は一種で何回か出ているので
一種受験者は覚えてしまってね
二種の人は直流連系の部分だけ覚えてればよいよ
(›´ω`‹ )次回やります
いくよー
まず日本では連系の取り方が2つあって
【TBC方式】【FFC方式】があるよ
ちなみにこの話はこれのことね
これを文章にしてるだけ
【TBC方式】
(Tie-line load) (frequency Bias) Control
(周波数バイアス)(連系線電力)制御
この方式は名前の通り
周波数 潮流変化 の2つを検出&制御しているよ
この2つを検出することで
自系統内の負荷変化のみに対応できるんだ
要は自分のとこは自分のとこで処理する
自業自得な連系方式だね
検出式は (系統定数) × (周波数変化) + (潮流変化)
潮流変化に周波数変化をかけた系統定数分
がバイアスとしてかかっているね
だから周波数バイアス 連系線電力制御方式!
次ε-(/・ω・)/
【FFC方式】
Flat Frequency Control
定周波数制御方式
こいつは潮流を考えず
周波数だけ検出する方式だね
周波数を考えてない分簡単なんだけど、
潮流連系を制御しないから
潮流変化が起きた場合、潮流変化量は大きくなるよ
でも系統容量が大きいと、周波数だけでも十分制御できるから系統容量の大きい単体系統(北海道)や主要系統(東京)で使われるよ
でもまぁ実際のところはTBCと組み合わせて
使ったりして何かしらで潮流制御が必要
【FTC方式】
Flat Tie-line Control
(定連系線電力制御)
こいつは潮流連系だけ検出する制御方式さ
周波数制御関係なしなんて
直流連携で使うのかなと思ってしまう連携方式
( 'ω')
融通する電力を一定にできるけどやはり
周波数変動を制御を別途用意しないといけないよ
結局のところFFCでもFTCでも
潮流と周波数制御は必要なんだよね
何回か出ているから
直流連携も含めて復習よろしく
ではでは〜